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すてぃーる ぱんだー’s


すてぃーる ぱんだー’s

私が秋田に来てすぐの頃。 まだおしゃべりも出来ない小さな長男と手を繋ぎ、 やっと首が据わったばかりの次男を背中に背負い、 秋田での自分の居場所を探していた頃のお話。 秋田の知り合いも少なくて、寂しくて、子育てはもう大変で、 もうもうため息ばかりの毎日。 すてぃーる ぱんだー’s のしぃちゃんととうこさんとは、 私が悶々と色々な感情と闘っているその頃に出会ったのでした。 はじめましての時から 「あ、私はこの人達とずっと繋がっていくな」 というあの感覚。 私は彼女たちのおおらかな魅力にとてもとても惹かれたのです。 そこから何年かして 2人がスティールパンという楽器でチームを作り活動を始め、 どんどんと秋田の音楽シーンに進出をしていくのを見てきました。 私も私の出来る何かしらでずっと絡ませてもらい今に至ります。 二人の音は 信頼関係の音 泡のようなはじける音に 共鳴し合う2つの音 音楽はともに楽しんで信じて奏で合うことで成り立ちます。 同じ方向を向いた2人が演奏中に目を合わせて笑いあう瞬間 私はいつも幸せな気分になるのです。 彼女たちは 私が寂しいときに底知れぬ元気と力をくれた人達です。 私が秋田で新しい道を見つけられたのも、 彼女たちの音があったからといっても、それは過言ではないでしょう。 水を転がるような涼やかな音の波に揺られて こだま会館の新しい門出をみなさんとお祝いしたいと思います。 <すてぃーる ぱんだー’s さんより> しぃ☆はWAIWAIに入ってPanを始めたのが2010年 2年間秋田ではひとりでPanを弾いていました そこに「あたしも弾く」と言って一生懸命に練習して合わせてくれたのがとうこさんでした Steel Panに惚れたことによって結成されたふたり組み うーちゃんが今回誘ってくれたのは ぱんだらけの原点であるふたり組みでした 今回は「お祝いの気持ち」と あたしたちにとっても「種をおこす」をテーマに 演奏させていただきたいと思います。

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